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業界全体の高齢化

業界全体の高齢化です。少子高齢化が指摘されて久しい日本ですが、その影響は建設業界にもおよんでいます。建設業界の高齢化は、2025年問題にも関連しています。2025年問題とは、労働者の多くが高齢となり、現場の第一線から引く時期に差し掛かっている問題です。

給与水準が低い傾向

給与水準の低さも、建設業界全体で人手不足を招いている原因の1つです。日給制を採用している企業の場合、悪天候が原因で作業がなくなると、給与額が安定しなくなります。給与水準の低さは、若い労働力を獲得するにあたって大きなデメリットです。業界全体の離職率の高さも、新規の従業員を獲得する障害になっています。

技術者不足

技術者の高齢化も進んでおり、次代の担い手が少ないというのも建設業界の現状です。若手の技術者確保もなかなか難しく、入札に参加できず、仕事が取れない企業も少なくはないです。

旧3Kからの新3Kへ

建設業における3Kには、旧3Kと新3Kがあります。旧3Kは聞いたことがある人も多いでしょうが、「きつい、汚い、危険」の3つです。さらに給料が安い、休暇が少ない、かっこ悪い、の3つを追加して、6Kなどと呼ばれることもありました。このようなイメージが付きまとい、建設業界では若い人が定着せずに人材不足となっています。そこで誕生したのが、建設業の悪いイメージを払拭する新3Kです。それは「給料がよい、休暇が取れる、希望が持てる」の3つとなっています。